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マイナスイオンの私たちの身体への生理的な効果や影響は、なかなか目に見えづらく、わかりにくいですね。「心地よい」とか「気持ちいい」などの指標も主観的なことが多く、実際はどうなのか、と言う部分が見えにくい点も上げられます。
ここでは、マイナスイオンを使用しているエアコンや毛布など、様々な製品を使って、実際に私たちの身体にどのような影響を与えているのかを、実験してみました。菅原研究所が今まで行ってきた実験や研究を分かりやすく解説していきます。数字やデータで見る、「気持ちよさ」や「快適さ」は分かりやすいですね。「マイナスイオンは実際どうなの?」こんなあなたの質問や疑問にずばりお答えしましょう!
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マイナスイオンのもう一つの効果に消臭効果が上げられています。においの元となる空気中の物質を、マイナスイオンがマスキングしてしまい、そのにおいの効果を消してしまう、と考えられています。
新築の家に使われているホルムアルデヒドなどの揮発性の物質は、現在では国の指針で最大の数値が決められています。新しい家や内装が終わったばかりの部屋でツンとしたにおいがするのはこのホルムアルデヒドなどの揮発性物質のにおいでもあります。
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ほかにも私たちの室内にはアンモニアやトリメチルアミンなどの生活臭が多く測定されます。これらの様々な臭いに対してマイナスイオンはそれを中和させにおいを消す働きがあるといわれています。
シックハウス症候群と呼ばれる問題が、ここ数年あちこちでクローズアップされていますが、マイナスイオン環境はこれらの問題も軽減してしまう可能性を秘めているのです。
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今回の実験は、いわゆる消臭実験で多く目にする、実験袋ないでの消臭ではなく、生活空間での実際の消臭効果を測定しました。
1.65m×0.82m×2.22m の密閉空間を家屋内に作り、トリメチルアミンおよびアンモニアの消臭効果を相対的に測定したものです。マイナスイオン発生器を設置後、
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-アンモニア消臭-
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毎月各部屋の決まった家具から、ダニを採取し、カウントすることによってダニ数の増減を見ました。室内では、マイナスイオン環境の部屋では、エアコンに取り付けられたマイナスイオン発生装置を一日8時間使用してもらい、風痛のエアコンのコントロール群との部屋の比較を行いました。 |
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-トリメチルアミン消臭-
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図でわかるとおり、トリメチルアミンは測定開始後3時間で85.7%減少し、アンモニアは測定開始後3時間で82%減少するという結果になりました。ほとんどの臭気が消臭されていることがわかります。
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今回の実験は、よくある小さな袋内ではなく、より居住空間に近い大きさの環境での測定結果です。
マイナスイオンの消臭効果は、是非とも私たちの生活環境に取り入れていきたいものですね。
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