レギュラー番組/菅原明子の「エッジトーク」

●ゲストー漫画家 やなせたかしさん
≪12月23日(水)・12月30日(水)23:00~23:30・ラジオ日本「菅原明子の『エッジトーク』でどうぞ!≫


今回のゲストは、アンパンマンでおなじみの漫画家・やなせたかしさんです。都内にあるやなせさんのスタジオにおじゃまして、著書の「人生、90歳からおもしろい!」を中心に、ご自身のこと、映画のこと、主題歌のことなど語っていただきました。

アンパンマンをはじめ、食パンマン、カレーパンマン、バイキンマンなど、個性的なキャラクターが数多く登場するアンパンマンですが、キャラクター数は世界で一番多く、去年、ギネス認定をもらったそうです。(登録数は1765人)

「これだけキャラクターが多いとアンパンマンの影は薄くなるが、いないと他のキャラクターが生きない。アンパンマンは太陽。いないと他キャラクターは生きない。アンパンマンがいるからおもしろくなる。」(やなせ)

「アンパンマンは何歳の時創られたんですか?」(菅原)

58歳の時にはじめて描かれ、ファンの感想を見ると「作者が90歳でびっくりした」というのが多いそうです。

「人には晩成と早成型がいて、私は晩成型。人並み外れて劣ってたことが遅咲きの原因だけど、なぜ、あきらめなかったかというとやはり好きだったから。あきらめなければ、やっているうちに自分の世界ができる。」(やなせ)

「成功には運、鈍重さ、根気が必要。(ウン・ドン・コン)グレてもいいからひとつの方向に進まないといつまでたってもだめだよ。」(やなせ)

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■やなせたかし
1919年高知県生まれ。漫画家、絵本作家、作詞家。「アンパンマン」のほか、休刊した投稿誌「詩とメルヘン」の編集長、童謡「てのひらを太陽に」の作詞でも知られる。