レギュラー番組/菅原明子の「エッジトーク」

●ゲスト---マインドマップ(R)公認インストラクター、株式会社ティズム 代表取締役社長、近田美季子さん
≪アインシュタイン、ダ・ヴィンチ、ダーウィン、ミケランジェロなど、過去の天才と言わ...≫


アインシュタイン、ダ・ヴィンチ、ダーウィン、ミケランジェロなど、過去の天才と言われる人たちのノートをみると文字と一緒にイメージ図も描かれていることが多い。天才たちは、言葉になる前の発想をイメージとしてノートに描いてきたようだ。
実際、脳は、物事を記録する時に、イメージや色など五感を使うと、記憶が定着しやすいと言われている。


今回2週にわたってお送りしたのは、7歳のころから脳の使い方に興味を持ち、研究の結果、30代で「マインドマップ」を発明した脳と学習の世界的権威「トニー・ブザン」から公認インストラクターの認定を受けた株式会社ティズム代表取締役社長の近田美季子さんをゲストに迎え、「マインドマップとは何か?」から、近田さん自身のマインドマップとの出会い、マインドマップにより脳の潜在パワーが引き出す思考技術などのお話を伺いました。


「マインドマップとは一言で言うと何ですか?」(菅原)
「頭の中で起こっていることをそのまま外に描きだす、映し出す地図と説明しています。」(近田)

たとえば、クリスマスの場合は以下のようになる。
真ん中にクリスマスツリー。そこからプレゼント、パーティ、サンタクロースなどの枝が伸びていき、さらに、サンタクロースから枝葉がわかれていくというような図になる。
「自然と脳が整理され、描いているうちに発想が広がります。」(近田)
「空想を膨らませられますね。つまりは右脳も使っている。」(菅原)

通常、ノートを取る際、一色のボールペンで書き出す。それは、左脳の機能のみを使っていることになる。
ところが、マインドマップを使うことで、右脳も使うことになり、記憶・イメージ力のアップにつながるとのこと。
「ノートの整理を箇条書きではなくマインドマップを利用すると文字を一枚の紙に詰め込めるから便利ですよ。」(近田)

最近では、小中学校の授業でも使われだしたマインドマップ。
「絵を描いたり、色を使ったりすることで、子供の顔がキラキラ生き生きとしてきますね。」(近田)

近田さん自身のマインドマップとの出合いは、留学先のアメリカとのこと。
「これで助かった。文法を気にせずまとめられたことで効率良く問題を読むことが出来ました。落ちこぼれずに卒業できると思いました。」(近田)
そして、見事に、日本人女性初のMBA取得者となった近田さん。その後、トニー・ブザン公認インストラクターとなり現在に至る。
「トニー・ブザンは、記憶力は脳を鍛えれば年齢とともにアップする。と言っています。」(近田)

あなたの脳の可能性を広げるマインドマップ。近田さんのマインドマップ基礎講座が受けられるのは、ブザン・ワールドワイド・ジャパン(http://www.mindmap.ne.jp/)です。
ぜひ、体験してみてください。



今回のエッジトークの内容がより詳しくわかるのは『マインドマップ超入門(トニー・ブザン天才養成講座)』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。目標設定やスケジュール管理、問題解決や議事録、意思決定など、具体的な活用事例を題材に学ぶことができます。著者はマインドマップの発明者であり、脳と学習の世界的権威であるトニー・ブザン。世界で2億5千万人以上が使っている脳の潜在パワーを引き出す思考技術を、手軽にはじめられる1冊です。また、トニー・ブザンの読書術が1冊にまとめられた『マインドマップ読書術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)もおすすめです。あなたの目と脳の能力を最大限に活かし、本から学ぶ速度と効率、成果に大きな変化をもたらすテクニックがコンパクトにおさめられた1冊です。どちらも、ぜひ、