レギュラー番組/菅原明子の「男と女のダンディズム」

●ゲスト---『オレンジページ』編集者・藤井美夫さん
≪放送日・2008年4月10日.17日(木)21:30~22:00・ラジオ日本≫


藤井美夫さんとは、ベストセラーとなった『ビーンズレシピ』『ビーンズレシピ2』 (両冊ともオレンジページ刊)をわたしが監修して以来のおつきあいですが、 今日は番組のゲストとしてお越しいただきました。 藤井さんは著書『もっと気軽にフレンチを』(オレンジページ)を上梓なさるほど、 フレンチ、そしてオールラウンドの食通として知られる方。 でも、知識や経験をひけらかすことなく、いつも物腰おだやかに“おいしい!”についてとてもていねいに教えてくださいます。

年間100~200回フレンチレンストランに通い、おいしいお料理を堪能していらっしゃる藤井さん。 すべて自腹で食べるからこそ、サービスも味も、そのお店の真髄がわかるというお話が印象的でした。 もっと感動したのは、「おいしい料理を食べ続けたいからこそ、節制しているんです」というお話。

うかがえば、チーズかデザートは、毎回どちらかだけを食べるようにしている。 週に少なくとも1回は、1時間ほどプールで泳いでいるとのこと。 美食も制限なしに堪能していたのでは、ただの快楽でしかありません。 こうして、陰に節制があるからこそ、美食を文化として伝えられる、 「食」を記録として残すプロとしての藤井さんの真骨頂があるのだと実感しました。

お話の続きは、4月10日(木)・4月17日(木)21:30~22:00・ラジオ日本「菅原明子の『男と女のダンディズム』でどうぞ!